牡丹雪✱r18 - 5/11

──ああ、雪だに残らばこそ。
 されども、陽の光に溶けぬればはかなきものなり。
 あしたまで待つものかは。またの夜消えざるものかは。

あぁ、せめて雪さえ残ってくれればな。
しかし陽の光で溶けてしまうのだから、儚いものだ。
朝まで待ってくれるだろうか。次の夜には消えてしまわないだろうか。