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せっかくなので、途中まで書いたイブキちゃんとダイゴさんのお話もここで供養したいと思います〜!めっちゃ恥ずかしい!
冬の匂わせwtdiの没シーンです!
最後のシーン案の一つでした。イブキちゃん視点。
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イブキちゃんとダイゴさんが話すシーン(下書き)
里に戻ったとき、まず思ったのが、しまった、ということ。そして、手遅れだった、ということ。
廊下を歩いていると、途中の和室からあくびをしながら、眠そうに顔を出してきた男に出くわして、思わず叫びそうになった。
「なんで、いるのよ」
「きみは……」
おはよう、とにこやかに笑うその青年が、わたしはとても苦手だった。震える声をどうにか抑えて、拳をギリ、と握りしめる。
「……今すぐフスベから出ていきなさい」
「そうしたかったんだけどね。あまりにも雪が酷くて」
ギ、と今度は歯を食いしばる。
「わかってないの? どうしてワタルがあなたをここに連れてくるのか」
~~~~~~~(中略)~~~~~~~~
「あなた、ワタルと同じ笑い方するようになったわね」
「ボクが、ワタルと?」
~~~~~~~(中略)~~~~~~~~
「あの人はね、あなたが思っているよりずっっと怖い人なのよ。自分の身が大事なら……」
手に力が入ってしまう。ワタルとの、思い出がどうしても脳裏に過ぎってしまって、言葉が上手く出てこなかった。だけど、
「わかってるさ」
わたしの言葉を遮るように返した彼の言葉は、とても柔らかくて、思わず面を上げる。
「でもね。ボクはワタルのことを一度も怖いと思ったことは無いんだ」
目が合う。声だけじゃなくて、訴えるような瞳も、優しかった。なんで、どうして。歯を食いしばって、息を思いっきり吸った。
「怖いと思っていない? もしかして、あなた──」
「イブキ」
ワタルが、奥の回廊を曲がって顔を出してきた。
「おはよう、ワタル」
「おはよう、ダイゴ。……イブキ、戻ってきていたのか」
「えぇ、……」
あの人はわたしをじ、と見つめた。ワタルが回廊を曲がり、板を踏みしめる音が聞こえなくなると、ふふっ、と唇に指をあてた。
「なによ」
「……ありがとう」
ボクのこと、心配してくれたんだよね。と、甘ったるい笑顔と一緒に、甘ったるい声で言ったものだから顔がカッと熱くなる。
腕を組んで、顔を横に背けた。
「ッ……違うわよ。いいから早く行きなさい。ここ、広いんだから」
「それもそうだね。……またね」
そう言ってワタルのあとを追いかけていった。二人分の足音が完全に消えると、わたしはため息をついた。なんてこと。
あの人。
──怖いと、思ったことがないんだ
「……」
あのワタルを。心の底から面白がって、からかって、彼の生き様を感じることに楽しんでいる。
「あぁ、もう」
あの人も、ワタルも。二人がしていることも全部全部。
ほんと、最悪ね。
